Rubyをはじめるには

Rubyをインストールする以前の話です。

これからプログラミングを始めよう、よくわからないけど評判がいいからRubyというものを使ってみようという人がRubyで「Hello, World」にたどり着くまで、どんなことが必要になるかな。

(このエントリは先日のインストールについての話の補足です)

Rubyプログラミングに必要なもの

Rubyでプログラミングを行うには次のものが必要です。

  1. パソコン(Windowsの人が多いかな)
  2. Ruby本体
  3. エディタ(メモ帳じゃちょっと。エディタって知ってるのかな)
  4. コマンドプロンプト(これは知らないよね。Windowsに最初からインストールされている)

これらがあればすぐにRubyのプログラミングを始めることができます。

パソコン

WindowsXPVistaがあればOK。ここでは解説しませんが、Unix系のOSやMacでもRubyを使うことができます。

Ruby本体

パソコンにRubyをインストールする必要があります。WindowsならActiveScriptRubyがおすすめです。詳しいインストール方法はこちら

エディタ

エディタというのはテキストファイルを編集するアプリケーションのことです。Windowsには標準で「メモ帳」というエディタが用意されています。

メモ帳は「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「メモ帳」から起動することができます。

TODO:メモ帳のSS

メモ帳はシンプルで使いやすいエディタですが、プログラミングに使うには機能が貧弱です。

世の中にはプログラミングに使うことを前提として開発されたエディタがたくさんあります。例えばTeraPadはとてもシンプルなテキストエディタですが、プログラミングに必要な最低限の機能を備えています。TeraPadはホームページからダウンロードして無料で使用することができます。

TODO:TeraPadのSS

無料で利用できるすばらしいエディタはTeraPadの他にもたくさんあります。是非自分にあったエディタを探してみてください。

コマンドプロンプト

コマンドプロンプトWindowsに用意されているシェル形式のアプリケーションです。コマンドプロンプトにコマンドを入力することで、パソコンと対話するような形でシステムを操作することができます。

WindwosXPでは「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンド プロンプト」で開くことができます。コマンドプロンプトが起動すると、次のようなウィンドウが開きます。

TODO:コマンドプロンプトのSS

コマンドプロンプトが開いたら「time」と入力して、Enterキーを押してみましょう。

TODO:コマンドプロンプトにtimeを入力した結果のSS

上のように現在の時刻が表示されます。ここに時間を入力するとパソコンの時間設定を変更することができます。ここでは何も入力せずにEnterキーを押してください。timeコマンドが終了します。exitと入力するとコマンドプロンプトを閉じることができます。

コマンドプロンプトを使うと、プログラムから画面に文字を表示させたり、文字の入力を求めたりすることができます。Rubyのプログラムもこのコマンドプロンプトを使って実行することができます。